ジェイド(Jade) 翡翠〔ひすい〕
黄道 十二星座 |
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誕生石 | - |
パワー | 恋愛運アップ、災難除け |
色 | 様々 |
ジェイドとは
ジェイド(翡翠)は大昔から世界中で武器や斧、ナイフなどの刃物(硬いので)や通貨(美しいので)として用いられてきました。
2種類のジェイド
1863年にフランスの鉱物学者が、それまでジェイドとされてきた天然石に実は2種類あることを明らかにしました。
その2種類とは、ジェダイト(Jadeite、ジェイド輝石、ひすい輝石、硬玉、堅玉、本翡翠)とネフライト(Nephrite、透閃石、軟玉)です。
2つは全く別の石
この2種類の石は成分も全く異なりますが。 ジェダイトは輝石(Pyroxene、鉄やマグネシウムなどの珪酸塩鉱物)で、ネフライトはイノけい酸塩鉱物(Inosilicate)です。
モース硬度は、ジェダイト(硬玉)が6.5~7.0でネフライト(軟玉)は6.0~6.5です。
世間的な扱いの違い
大昔の中国で翡翠として流通していたのはネフライトのほうですが、現在では「ジェイド」と言えば、ネフライトよりも後に新世界(アメリカ大陸)で発見されたジェダイトを指します。 ネフライトよりもジェダイトのほうが透明度が高く色も鮮やかで、ジェダイトのほうが高価です。
ジェダイト(ひすい輝石と、ひすい輝石岩)は 2016年に、日本鉱物科学会により日本の国石に選定されています。
バリエーション
ジェダイトの色は緑・白・ピンク・赤・黒・茶・紫など様々ですが、ネフライトは緑系色とクリーム色のものが大部分です。 均一の色のジェイドは希少で、エメラルドのような緑色をしたものは、「インペリアル・ジェイド」と呼ばれます。
ジェイドは11年目の結婚記念石です。
ジェイドの効果
ジェイドは古来より、愛情を引き寄せるのに用いられてきました。 中国では、ジェイドを蝶の形に彫ったものに、愛を引き付ける力があると考えられていました。
また、ジェイドを災難除けのお守りとして用いる人たちもいます。 この目的にジェイドを使用する場合には、火を灯した2つの紫色の蝋燭の間にジェイドをしばらく置いておき、それを身に付けるとと良いのだそうです。
ネットの声
ネットの掲示板で調べると、ジェイド(ジェダイトかネフライトかは不明)の次のような効果が報告されています:
- 翡翠を身に着けているとコンビニ700円くじで「当たり」が出る確率が9割だった(ふつうは3割と言われている)
- 翡翠を持っていると睡眠薬と同じぐらいよく眠れる
- 翡翠に元気を取られるような気がする。着用してると疲れる
- 昔は財布に翡翠のお守りを入れたものだ
- (ジェイドは)厳しく励ますのではなく優しく導いてくれる感じ
- 魂を成長させてくれる感じがあるよね
- 癒し系もあればスパルタ系もあるよ。 個性が強い
- 総合的なお守り
- 万能的な幸運を呼び込む
- 全般運
- 災難除けの定番
- 凄いまったりした気分になれる
- 心を守ってくれる気がする
- 緑で心を癒やしてくれる
- 寂しさにはラベンダー翡翠
- 白翡翠でまったりした気分になる
- ミルキーグリーンの翡翠も本当にゆるーい気分にしてくれる
- 翡翠つけてて気持ちが安定したことあった
- ヒスイの中で一番パワーがあるのはロシア産のヒスイと霊能者に聞いたことがある
- ジェイドはどれも頼れる石だけど得意分野が微妙に違う。 金運だったり人間関係の円滑化だったり、積極的な気持ちにしてくれたり
- 翡翠はある程度のサイズのものを胸から下げると良い
- 翡翠は割れやすい。拍手したときもう片方の手に付けていたプラチナのリングに当たって壊れた。
語源
ジェイドの語源
「ジェイド」という言葉の語源は、「腰部の石」を意味するポルトガル語 "piedre de ilharga" です。 ポルトガル語であるのは、中国のジェイド(ネフライト)を西洋に紹介したのがポルトガル人であったためです。 そして、「腰部の石」と呼ばれていたのは、当時の中国でジェイドが腎臓(腰の辺りに位置する)に効くと信じられていたためです。
"piedre de ilharga" が "ejade" というフランス語になり、"ejade" から英語の "jade" という言葉が生まれました。
ネフライトの語源
ネフライト(nephrite)の語源は「腎臓の石」を意味するギリシャ語 "lithos nephritikos" です。 ジェイドが腎結石に効くと信じられていたために、こう名付けられました。
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