パワーストーンの効果－アイオライト

アイオライト（Iolite）董青石〔きんせいせき〕

「アイオライト（iolite）」という呼称の語源は「紫」を意味する古代ギリシャ語「ῐ̓́ον(íon)」です。

歴史的にアイオライトと関係が深かった民族はバイキングです。彼らはノルウェーやグリーンランドでアイオライトを採掘したと考えられています。

バイキングは航海中の曇りの日にスライスしたアイオライトを通して空を見て太陽の方角を正確に把握したとも、かざす方角によって変化するアイオライトの色から方角を判断したとも言われています。

事実、アイオライトは見る角度によって紫色・青色・蜂蜜色・水色などに色を変化させます。この性質ゆえアイオライトは過去には「水のサファイア」あるいは「水のダイアモンド」とも呼ばれました。

アイオライトは、２１年目の結婚記念石です。

アイオライトは、芸術家の感性を解き放つと考えられているほか、前世を知るための道具としても用いられます。また、アイオライトは直感力を高める作用があるとしてタロット占いや占星術に愛用されます。アイオライトは旅のお守りとしても人気があります。

アイオライトは老廃物除去や清浄化といったパワーがあるとも言われます。アイオライトは心身の浄化のほか、他のパワーストーンの穢れ（けがれ）を浄化するのにも用いられます。

アイオライトに他にも次の効果が期待されています：

１つ目の羅針盤としての効果は、バイキングが方角の判断にアイオライトを用いた伝承に基づくものでしょう。 ２つ目や３つ目の意味は、その羅針盤としての効果が転じたと考えられます。

７つ目のダイエットの効果は、６つ目の効果（物欲抑制）に起因するでしょう。 ５つ目の効果も関係するかもしれません。

８つ目の効果（無駄遣いが減る）は、アイオライトによって物欲が抑えられるうえに集中力が増すから賢い買い物ができるということでしょうか。

９つ目の効果（悪習を断つ）には、１つ目の効果と６つ目の効果ことによれば５つ目の効果も関係していそうです。

アイオライトと特に相性が良いとして頻繁に併用されるのは、カイヤナイトとラブラドライトです。

カイヤナイトは次の効果を期待して用いられます：円滑な人間関係、紛争解決・交渉・仲直り・仲裁、自己表現（素の自分を表に出す）、スピーチ、コミュニケーションスキル、破滅的な習慣の打破、人生のやり直し

ラブラドライトは次の効果を期待して用いられます：直感力の増幅、人間関係を良好にする、自分のダメな部分（性格や習慣など）を和らげて気力の浪費を抑えてくれる、衝動的あるいは向こう見ずな行動を抑えてくれる

アイオライトは他にも、ラピス・ラズリ、アメシスト、アズライトと相性が良く、これらの石の効果を増強すると言われます。